貶められる国会
2020-01-29


現首相の政治能力を疑う事例は枚挙(まいきょ)に遑(いとま)がないが、日本語の運用能力にも大きな瑕疵(かし)があると報じられている。しかし、それは笑って済ませられる問題ではないだろう。その言葉がどこで使われたかを落ち着いて考えて見れば、「国会」という国の最高議決機関がこれ以上にないほど貶(おとし)められているということだ。つまり、我々はバカにされている。朝三暮四の“猿”のようなものだと高をくくられている。その理路がわからないのであれば「民主主義」など絵に描いた餅に過ぎない。
[政治]

コメント(全0件)
コメントをする


記事を書く
powered by ASAHIネット