2024-09-30
自宅のある地域では、プラスチック類や古紙などリサイクルされるゴミの収集が土曜日に行われます。それで、まとめて捨てる予定の2週間分の新聞を前日の金曜日にざっと見直す習慣が生まれました。先週末までの2週間、メディアが作りだした世相は自民党の総裁選と大谷翔平選手のシーズン成績にほぼ席巻されていたようです。
この10年で国民の暮らしはもちろんのこと、この国の世界的な評価を著しく低下させた安倍政治を継承するという高市氏が、自党の国会議員や地方党員の半分近い支持を集めました。そのことは、この党が何も変わっていない実態をあらためて再確認できたことを示しますが、同時に、国税を私欲のために使った裏金の構造や旧統一教会との関連の実態を見直しもせぬまま、政策に無関心な国民を出汁にして、衆議院選挙で勝てばそれで“禊(みそぎ)”は済んだとするだろう石破氏もまた、同じ党人であることを良く表しています。
一方で、安倍政治に道を開いた張本人を代表に選んだ立民党や、パワハラ知事を筆頭に不祥事の政治家を次々と生み出す維新の会など、“現状で支持率が高い野党”にも期待など全くできません。
私は“保守的”な人間ですから、ひたすら現状を改悪し続ける今の政権与党や、そこに明確な反対を押し出さないどころか延命を助けるような翼賛野党には一刻も早く退場していただくことを望みます。
もう、庶民には、大リーグの記録を塗り替える新しいヒーロー像に酔いしれることぐらいしか残されていないように思える2週間でした。
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