混乱させるだけのメディア
2020-08-06


「会見には大阪はびきの医療センターの松山晃文次世代創薬創生センター長が同席。ホテル療養中の41人でポビドンヨードという成分を含むうがい薬を使った人の唾液をPCR検査すると、使わない人より陰性が多い傾向があったと発表した。ただ松山氏は、重症化や他人にうつすのを防ぐ効果は実証しておらず、既に体内に入ったウイルスにも効果は及ばないと説明」
 うがい薬を使ったら口腔内のウィルスが減ることで、PCR検査を受けた“ホテル療養中”つまり感染軽症者に陰性判定が多く出たということだが、上記のような例文を日本語学習に使う場合、それがなぜ感染拡大防止に繋がると多くの人が考えてしまうのかについては、現代日本人の精神的特徴を十分考慮に入れながら読解する必要があると留学生に指摘することになるだろう。最近、こういう事例を集めるのに事欠かなくなっている。
[政治]

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