2022-08-02
一昨日、「アニメ〓テッドラーニング」のオンライン講習会に参加しました。これは、様々な学習の場で、学びを活発にするアニメーションの利用を試みているグループが主催したもので、海外で日本語教育を実践している先生方が多く参加しています。講師と関係者を含めても10名という人数だったこともあり、集中して受講することができました。
今回、地元の国際交流ラウンジで日本に住む外国人を相手にするだけのボランティアには少し敷居が高いところもありましたが、動画になじんだ新しい世代に向けたアイデアを探ってみたいと考えていました。テーマは漢字。動きを表す漢字を使ったパラパラ漫画を作り、模擬ワークを計画してみるという課題です。当日講師からは、漢字一文字をそのまま使いその意味に応じたアニメーションを作る説明がありましたが、具体的な日本語教室でのレッスンを想定して、私は漢字そのものが持つ多様性を表現する方法を準備していました。
もともと、アイデアばかりが先行して実践が覚束無い性格なので、清書することなく下手な手書きをそのままアニメーションにしています。簡単に説明すると、漢字はもともと「犬」のように“象形”から生まれています。その表意の特徴を別の“形声”文字にも転用したみただけです。取り上げたのは「猫」。この一文字から意味を表すカタチや鳴き声、違った読み方などに変化するアニメーションを作りました。これを提示することで漢字の面白さが伝わればという、いささか軽薄な思惑です。参考までにいくつかムービーファイルを続けてアップしてみます。
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